ゆとり世代ゆとり教育について
ドラマ「ゆとりですがなにか」が話題になっていますが、今日は「ゆとり」についてです。
何かあれば「これだからゆとりは・・・」「ゆとり世代だから」「ゆとり可哀想」などと、言われてしまっているのが現状です。
しかし、ゆとり世代の方たちは「ゆとりになりたくてなった」わけではありません。
ゆとり教育の現状
ゆとり教育は、そうではない方達が受けてきた教育を受けていない人たちという認識がとても大きいです。
そのため、目上の方々に「そんなことも勉強してないからゆとりだよね」と思われがちです。
しかし、その認識は誤りです。
ゆとり教育の意図は、楽をさせるなどではなく、「可能な限り効率良く必要事項を学ばせて、ゆとりが出来た時間を勉強以外のスキルアップをさせる」ということなのです。
例えば、円周率が3.14を3で計算したりなどとなります。
(今後ゆとり教育の授業内容が変更になる可能性もありますのでご了承下さい。)
ゆとりが出来た時間を自分のスキルアップに費やせるの?
自分のスキルアップのために時間を割けるように「ゆとり教育」として改革を行ったわけですが、実際にその時間をスキルアップに使っているのでしょうか。
地域によってはボランティア活動の案内など、子供が将来活かせるような仕組みが取られているところもあります。
しかし、本当にボランティアを「あくまでも自分から」行うことはあるのでしょうか。
大人の方、社会人の方に問いますが、せっかくのお休みを自分が楽しくないことに費やすのは決してしたくないというのがほとんどの意見だと思います。
人間はラクになった場合に、その時間を努力するために使うのではなく、「ラクできる時間」として対応してしまうものなのです。
無論、ここで大切なのは親がしっかりと子供に「ゆとり教育」とは何のために出来ているのかを、わからせてあげなければなりません。
自分が出来ないことで「ゆとり世代」を責めない為に
さて、ここまで書いてきたことでお伝えしたいことがあります。
もし「これだからゆとりは」と思ったことのある方は、今一度上記の内容を読み直して下さい。
ゆとり教育のまだ始まっていなかった方たちは、ラクをさせないための教育も含めて、決まった授業を行っておりました。
ゆとり世代の方たちはその「半強制的」なものを受けることができなかっただけなのです。
仮に、社会の常識と少し外れたことをゆとり世代の方たちがしてしまった時に責めることはしてはいけません。
あくまでも「知らない」だけなのです。
そして知らないというのは、親を含めた大人たちがそれを教えていなかったということなのです。
それをゆとり教育のせいだと責めるのは少し違うとは思いませんか?
下記まとめサイトからの抜粋となりますので是非お読み下さい。
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